Blenderで簡単な破壊シミュレーションをしてみたいと思います。
意外と簡単な工程で作ることができるので、是非最後までご覧ください。
破壊シミュレーション
アドオンを入れる
アドオンのCellFractureをオンにします。
これはBlenderに標準搭載されています。
細分化
キューブを出して編集モードにし、細分化します。
モディファイアのサブディビジョンサーフェイス(シンプル)を使って適用でも大丈夫です。
キューブをバラバラにする
オブジェクト>クイックエフェクト>CellFractureを選択します。
ノイズを1にてOKを押します。
1にすると複雑な形で分割されます。
すると複雑にキューブが複雑に分割されたオブジェクトが多数作られました。
次からこれらがバラバラになるシミュレーションを付けていきます。
基となったキューブは以降は使わないので非表示にしておきます。
リジットボディを付ける
破片を1つ選んで、物理演算プロパティからリジットボディを付けます。
最初のリジットボディを付けたモデルを選択し、他の破片モデルを全て選択します。
オブジェクト>リジットボディ>アクティブからコピーをクリックします。
地面となる平面を追加して、物理演算プロパティ>リジットボディ>タイプをパッシブにしてつけます。
再生
これで再生すると破片が崩れるアニメーションができました。
球体が当たって壊れるアニメーション
今度は球体が当たって壊れるアニメーションを作って見たいと思います。
破片を1つ選んで物理演算>コリジョン>非アクティブ化にチェックを入れ、開始時に非アクティブ化にもチェックを入れます。
先程と同様にリジットボディを付けたモデルを選択し、他の破片モデルを全て選択します。
球体を出して上から下に移動するアニメーションを付けます。
リジッドボディのタイプをパッシブに、設定のアニメにチェックを入れます
再生してみると破片が飛び散りました。
これで完了です。
オススメの本
モデリングからテクスチャ、ウェイト、ライティングやレンダリングまで一通りを学ぶことができます。
手順や各種機能についても説明がされていて分かりやすい参考書となっていました。
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まとめ
意外と簡単な設定でできるので、岩が砕けて壊れるアニメーションも簡易的に作れると思います。
球体を横から突っ込ませれば破片も横に飛んでいきます。
皆さんも試してみてください。
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以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。
ここの記事で使用しているのはBlender3.6.2となっています。
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