Blender:デシメート/頂点と面の数を減らすモディファイア

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Blenderにはデシメートというメッシュの頂点と面の数を減らしてくれるモディファイアがあります。

主にスカルプトなどのハイポリゴンのポリゴン数を自動で落とし、ローポリモデルを作ることができます。

今回はデシメートモディファイアについて紹介します。

目次

デシメートモディファイア

デシメートモディファイアは生成>デシメートからモデルに追加できます。

束ねる(Collapse)

ポリゴンの変更を最小限に抑えて頂点と面の数を減らしてくれます。

比率でポリゴン数を制御でき、頂点グループを使うことで一部にデシメートを使うこともできます。

項目機能説明
比率面の比率を設定します。
0.5にするとポリ数が半分になります。
対称設定した軸対して対象になります。
三角化三角ポリゴンにします。
頂点グループ頂点グループを設定した部分にデシメートが適応されます。
係数頂点グループがデシメートに与える影響の量。

分割の復元(Un-Subdivide)

サブディビジョンサーフェイスなどで細かくしたメッシュを元に戻す、もしくは近い状態にする機能です。

細分化の逆と考えていいと思います。

主にグリッドベースのトポロジーを持つメッシュを対象としているようです。

項目機能説明
反復分割の復元操作を実行する回数です。

平面(Planar)

平坦な表面で構成されるの場所を狙ってポリゴン数を減らします。

項目機能説明
角度制限設定した角度以下の部分を溶解します。
項目機能説明
ノーマル面の法線が反転している領域の辺を溶解しません。
マテリアル異なるマテリアルが割り当てられている場所の境界の辺を溶解しません。
シームシームをマークした辺を溶解しません。
シャープ頂点グループを設定した部分にデシメートが適応されます。
UVUVマップの一部である辺を溶解しません。
項目機能説明
全境界面の境界に沿ったすべての頂点が溶解されます。

オススメの本

モデリングからテクスチャ、ウェイト、ライティングやレンダリングまで一通りを学ぶことができます。

手順や各種機能についても説明がされていて分かりやすい参考書となっていました。

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まとめ

スカルプトで作成したモデルをローポリにするのに役に立ちますので、是非とも使ってみてください。

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以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。

使用バージョン

ここの記事で使用しているのはBlender4.0.2となっています。

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この記事を書いた人

ゲーム会社所属の3DCGデザイナーです。
自分も学べて、見てくれる人も学べるようにとブログを開設しました。

現在はBlenderなどのCGツールについて様々な機能やチュートリアル動画を紹介しています。

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