ビルドモディファイアーは、オブジェクトの構築アニメーションを作ってくれる面白いツールです。
モディファイアを掛け合わせて他の機能も使えばいろんな表現ができると思ったので記事にしました。
今回はビルドモディファイアーについて紹介します。
ビルドモディファイアとは
- ビルドモディファイアーは、オブジェクトの面を時間経過で出現/消失させてくれます。
- 設定は結構シンプルなので簡単に解説していきます。
項目 | 機能説明 |
---|---|
開始フレーム | 効果が始まるフレームを設定します。 |
長さ | 効果が終わるまでの長さを設定します。 |
反転再生 | 表示順序を反転してアニメーションをします。 off:消失>出現 on:出現>消失 |
ランダム化 | 表示順序をランダムにします。 |
シード | 表示順序のパターンを変えます。 |
ランダム化にチェックを入れると、このようにアニメーションがされます。
メッシュの並び順で調整
ビルドモディファイアーで表示/非表示されるメッシュの順番は設定することができます。
オブジェクトを選択し編集モードにし、メッシュ>要素をソートから設定できます。
- 設定は7つあります。
- ビューZ軸
- ビューX軸
- カーゾル距離
- マテリアル
- 選択
- ランダム化
- 反転
選択すると画面左下に設定画面が出てきますが、この際要素を面にしなければなりません。
以上で、設定は完了です。これで多くの表現ができるようになります。この後はそれぞれの設定でどうなるかについて紹介します。
ビューZ/X
- ビューZは、視点から遠いものから近いものへ表示/非表示されます。
- ビューXは、視点から遠いものから近いものへ表示/非表示されます。
カーソル距離
- 3Dカーソルに近い順番に表示/非表示されます。
マテリアル
- マテリアルインデックスの順番で表示/非表示されます。
- マテリアルインデックスの順番はマテリアルプロパティの設定からパスインデックスの数字で設定できます。
- その後に要素をソート>マテリアルでを設定し直す必要があります。
選択
- 選択したメッシュの順番で表示/非表示されます。
ランダム化/反転
- モディファイアーの機能と同じです。
モディファイアーの方がON/OFFの切り替えができるので特に使うことはないと思います。
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モデリングからテクスチャ、ウェイト、ライティングやレンダリングまで一通りを学ぶことができます。
手順や各種機能についても説明がされていて分かりやすい参考書となっていました。
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まとめ
モディファイアーの使えば簡単に構築アニメーションができるので、アニメーションを作りたい方にとっては神ツールだと思います。
ランダム化も調整できるので是非とも使って遊んでみてください。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。
ここの記事で使用しているのはBlender3.3.0となっています。
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