Blenderの通常レンダリングではオブジェクトの後ろに背景色があります。
学生の方などの場合、企業に送るポートフォリオを作成する際いちいち背景色を消して作品を載せるというのも手間になりますし、アウトラインに色が残ってしまうので手間がかかります。
ですが、Blenderにも背景を透過してオブジェクトだけをレンダリングする方法があります。
今回は背景を透過してレンダリングする方法について紹介しています。
オブジェクトだけレンダリング
背景の透過
レンダープロパティ>フィルムから透過にチェックを入れます。
透過にチェックを入れて状態でレンダリングすると上図のような結果になります。
透過のオン/オフの違いを見ると背景の違いが分かります(分かりやすくするために背景色を変えています)。
Blenderレンダーの画像>保存(もしくは名前を付けて保存)で画像を保存します。
保存画面(Blenderファイルビュー)の右にある
フォーマットをPNG、カラーをRGBA、色深度を8にして任意の場所に保存します。
カラーをRGBにすると背景が透過されていない画像になるので注意してください。
TargeもRGBAで保存できますが、透過はされておらずアルファチャンネルとして透過部分の領域を持っています。
またJPEGではRGBAで保存できません。
Photoshopで確認してみると背景が透過していました。
これで完了です。
オススメの本
モデリングからテクスチャ、ウェイト、ライティングやレンダリングまで一通りを学ぶことができます。
手順や各種機能についても説明がされていて分かりやすい参考書となっていました。
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まとめ
透過の機能を使えば背景色を消すという手間もかからず、オブジェクトだけをきれいにレンダリングができます。
無駄な手間をなくして、ポートフォリオ制作に役立ててください。
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以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。
ここの記事で使用しているのはBlender3.3.0となっています。
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