Blenderの左ツールバーには、円を描くように複製できるスピンという機能があります。
今回はスピンについて紹介します。
スピン
使い方
複製
オブジェクトを選択し、編集モードで面を全選択(ショートカットキー「A」)します。
少し原点から横に移動します。
編集モードで表示された左ツールバーのスピンのアイコンを選択します。
青いアイコンが出ますので、端にある+を左クリックを押しながら円を描くようにスライドさせます。
すると選択したオブジェクトが複製されます。
回転体
今度は面を1だけ選んでスピンを使ってみます。
同じように出てきたアイコンの端をクリックしながらスライドすると回転体ができました。
以上でスピンでの複製は完了です。
以下では各種項目について解説します。
左上のXYZで回転軸を変更できます。
スピンによる複製の回転は3Dカーソルを中心に機能します。
意図せず原点からずれてしまった場合は、ショートカットキー「shift+S」から「カーソル→ワールド原点」で原点に戻すことができます。
各種項目
スピンを使用した際に表示される項目ついて解説します。
ステップ
複製する数を設定します。
複製を使用
選択した部分を繋げるか、個々に複製するかを決めます。
角度
複製終了の角度を設定します。
ctrlを押しながらビューポート上で回転をすると5°ずつ調整ができます。
自動マージ【複製を使用がOFFの時に使用できます】
複製した頂点が重なった際に、自動的にマージを行います。
法線を反転【複製を使用がOFFの時に使用できます】
複製したメッシュの法線を反転します。
中心
スピンの中心を移動することができます。上図は中心Xに数値を入れています。
座標軸
スピンの座標軸を設定できます。上図は座標軸Xに数値を入れています。
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まとめ
最後に今回紹介した「スピン」の各種項目の機能を下記の表にまとめました。
項目 | 機能説明 |
---|---|
ステップ | 複製する数を設定します。 |
複製を使用 | 選択した部分を繋げるか、個々に複製するかを決めます。 |
角度 | 複製終了の角度を設定します。 |
自動マージ | 複製した頂点が重なった際に、自動的にマージを行います。 複製を使用がOFFの時に使用できます。 |
法線を反転 | 複製したメッシュの法線を反転します。 複製を使用がOFFの時に使用できます。 |
中心 | スピンの中心を移動することができます。 |
座標軸 | スピンの座標軸を設定できます。 |
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以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。
ここの記事で使用しているのはBlender3.3.0となっています。
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