MagicaVoxelではパレットの色ごとにマテリアルを設定することができます。
それぞれDiffuse,Metal,Emit,Glass,Blend,Cloudの6種類を設定できます。
今回はMagicaVoxelでマテリアルを設定する方法について紹介します。
マテリアル設定
Renderモードにして右から2番目のパネルからライティングの設定ができます。
ショートカット「F2」からModel⇔Renderの切り替えができます。
Diffuse
デフォではこの設定で、色を拡散反射します。
この設定の色が基準と思ってくれればいいと思います。
Metal
設定した色に金属のような質感を付けます。
項目 | 機能説明 |
---|---|
Roughness | 表面の粗さを設定 |
IOR | 屈折率を設定 |
Specular | 鏡面反射を設定 |
Metalic | 金属のような質感を設定 |
Emit
設定した色を発光させます。
項目 | 機能説明 |
---|---|
Emission | 放射の設定 |
Power | 周りに光を拡散する強さを設定 |
Ldr | Low Dynamic Rangeの設定 |
Ldrは正直分かりません。
おそらく光の範囲を絞っているのではないかと思います。
Glass
設定した色をガラスのような質感にします。
GlassにはAbsord Media,Scatter Media,Emissive Media,Subsurface Scatter Mediaの4種類のモードがあります。
1枚目ではScatter Mediaで数値の比較、
2枚目ではRoughness:0、IOR:1.3、Transparen:100、Density:50、Phase:0にしてそれぞれのモードを比較しています。
項目 | 機能説明 |
---|---|
Roughness | 表面の粗さを設定 |
IOR | 屈折率を設定 |
Transparen | 透明性を設定 |
Density | 密度の設定 |
Phase | 密度の段階設定 |
Blend
Metal,Glass,Cloudのパラメータ設定が一緒になっています。
設定についてはそれぞれの項目を確認してください。
Cloud
設定した色を雲や煙のようにぼけた質感にします。
CloudにはAbsord Media,Scatter Media,Emissive Media,Subsurface Scatter Mediaの4種類のモードがあります。
1枚目ではScatter Mediaで数値の比較、
2枚目ではDensity:50、Phase:0にしてそれぞれのモードを比較しています。
項目 | 機能説明 |
---|---|
Density | 密度の設定 |
Phase | 密度の段階設定 |
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まとめ
Magicavolel内で質感を細かく設定できるので、ボクセル世界の表現をさらに広げることができます。
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以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。
ここの記事で使用しているのはMagicaVoxel-0.99.7.1-win64となっています。
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