グリースペンシルで絵を描いて3Dモデルと一緒にレンダリングをすると、デフォルトではグリースペンシルが最前面にレンダリングされてしまいます。
実はこれは設定を1つ変えるだけで解決することができます。
今回はグリースペンシルのレンダリングについて紹介します。
グリースペンシルのレンダリング
解決方法
結論から言うと
ビューレイヤープロパティ>パス>データ>Zをオンにすると解決します。
これをオンにするとどうなるかを解説していきます。
レンダリング
上図のようにグリースペンシルで球体を1周するように描いたので、これをレンダリングしてみます。
デフォルトの状態では球体の裏に描かれている絵が前面に出ています。
平面のモデルを球体の前に配置してレンダリングをしてみます。
グリースペンシルが前に出てきました。
これを見ると、デフォルトではグリースペンシルで描いた絵は最前面でレンダリングされることが分かると思います。
これにビューレイヤープロパティ>パス>データ>Zをオンにしてレンダリングをしてみると、上図のように球体の裏にある絵は背面になりました。
これで正しい前後関係をレンダリングすることができましたので、これで完了です。
オススメの本
グリースペンシルの基本的な使い方はもちろん、落書きから始める背景、表紙のキャラクターや後ろの背景の描き方が載っています。
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まとめ
せっかく完成したのに、正しくレンダリングされないのは悲しいことです。
今回の設定を行えばグリースペンシルと3Dモデルが一緒になった作品の前後関係を正しくレンダリングすることができます。
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以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。
ここの記事で使用しているのはBlender4.0.2となっています。
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