Unreal Engineを触ってみたい、背景を作成したい、映像を作りたいという方も多くなっているかと思います。
ですが、まずアセットを作るのが大変でそこで挫折してしまう方も多いとと思います。
そこで活用したいのが、Quixel Megascansです。
ここには高品質な3Dアセットが多く含まれており、Unreal Engineであれば無料で使用することができます。
今回はMegascansのデータをUE5にダウンロードする方法について紹介します。
Megascans
Megascansとは
Quixel Megascans
Quixel社が開発した、写真測量技術を使用して現実世界から3Dモデルを作成し、ゲーム、映画、建築などに使用できる高品質なデジタルアセットライブラリです。
Megascansには、木、岩、植物、家具、車など、さまざまな種類の3Dモデルが含まれており、これらはUnreal Engineでのみ無料で使うことができます。
有料で使用できるプランもあるので、詳しくはQuixelのHPから確認してみてください。
Quixel Bridgeを有効にする
事前準備としてQuixel Bridgeというプラグインを有効にしましょう。
編集>プラグインからBridgeを有効にします。
変更した場合はUnreal Editorを再起動する必要があります。
Quixel Bridgeは、Megascansのアセットを閲覧、プレビュー、ダウンロードできる管理ツールです。
Megascansから3Dアセットをダウンロード
コンテンツブラウザー上で右クリックし、「Quixelコンテンツを追加」を選択します。
クリックするとウィンドウが開きます。
使用するにはSing Inが必要になりますので、右上にあるアイコンからSing In をしましょう。
後は使いたいアセットを選んでいきます。
アセットを選択すると右に詳細が出てきますので、品質を選んでダウンロード準備をします。
品質は4種類「Low,Medium,High,Nanaite」があります。
Nanateが最高品質です(ポリゴン数を見てみると段違いです)。
UE5から使えるように機能ですが、ビューポート上に選択したアセットをドラッグ&ドロップすることでデータをインポートすることができます。
配置すると同時にダウンロードが始まり、Bridge側のダウンロードのゲージが1周したら完了です。
マテリアルも同様にダウンロードすることができます。
アセットにドラッグ&ドロップすればマテリアルがダウンロードされ、アセットに適用されます。
ダウンロードしたアセットの場所
MegascansからダウンロードしたアセットはContent>Megascansの中に保存されています。
たくさんダウンロードして、今使用しているアセットがどこに保存されているか分からなくなった場合は、アセットを選択して「crtl+B」、もしくは詳細からアイコンをクリックして保存先まで行きましょう。
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まとめ
Megascansのアセットを使えばそこにあるデータだけで高品質な背景を作ることができるようになりました。
その際はライティングも必要になりますが、自分でアセットを作る時間が省かれる分そちらに労力を掛けより良いものが作れると思います。
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記事投稿のお知らせもしていますのでよろしくお願いいたします。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。
ここの記事で使用しているのはUnreal Engine5.2.1となっています。
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