Blender:データ転送/別オブジェクトに法線を転写する方法

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法線の転写はキャラクターや背景のシェーディングをよく見せたい時に良く使われる手法です。

今回は別オブジェクトから法線情報を持ってきて転写する方法について紹介します。

目次

法線転写

手順と例

試しに球体の法線をキューブに転写してみます。

キューブはスムースシェードをかけておきます。

CHECK

シェーディングも見やすいようにMatcapのノーマルに変えています。

キューブにモディファイア>編集>データ転送を追加します。

ソースにキューブ、面コーナーデータにチェックを入れ、カスタム法線を有効にします。

これで法線が転写されました。

回して見ると法線が滑らかになっていることが分かります!

板ポリの木の葉に法線を転写してみる

板ポリで作られた木の葉っぱに法線を転写してみます。

葉全体を球体で覆うようにします。

これを先ほどと同じようにモディファイア>データ転送を追加して転写してみましょう。

すると板の法線で作られたシェーディングよりリアルになったと思います。

これで法線の転写は完了です。

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まとめ

板の集合体で作られたモデル(木の葉など)はこの手法を使うと良くなるケースが多いです。

Unityなどでライトマップをベイクする際にも良い結果を出してくれますので、積極的に取り入れてみましょう!

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記事投稿のお知らせもしていますのでよろしくお願いいたします。

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。

使用バージョン

ここの記事で使用しているのはBlender4.2.0となっています。

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この記事を書いた人

ゲーム会社所属の3DCGデザイナーです。
自分も学べて、見てくれる人も学べるようにとブログを開設しました。

現在はBlenderなどのCGツールについて様々な機能やチュートリアル動画を紹介しています。

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